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Sweet dreams,

映画、音楽、好きなものに関するあれこれ

ブラック・レーベル・モーターサイクル・クラブ BRMC 各アルバム紹介

前回(ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ BRMC ノイジーだけじゃない、硬派なロックバンド - Sweet dreams,に引き続き、アメリカのロックバンド、ブラック・レーベル・モーターサイクル・クラブの紹介。

アルバム別に紹介します。

 

B.R.M.C (2002) 個人的評価★★★★★

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デビュー作。やっぱり、最初に聴くならこれです。アルバム全体の完成度が高くて、捨て曲ほぼなし。グルーヴうねる濃いロックが好きな人には超おすすめ。                         もっとノリのいい、ハードなのが聴きたい人は2ndアルバムへ、土臭い感じが気に入った人は3rdアルバムへいきましょう。人気曲、”Whatever Happend to My Rock ’N Roll?"収録。

◾︎おすすめは"Love Burns" 、"Red Eyes And Tears"、"White Palms"、"Spread Your Love" 、

日本版ボーナストラックの"Down Here"は名曲。

www.youtube.com "Love Burns" アルバム1曲目。アコギでしっとり始まったかと思いきや、途中からやっぱりギュンギュンいいだす。

 

 

 Take Them On, On Your Own (2004) 個人的評価★★★★☆

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1stよりもよりハードになった2ndアルバム。「奴らにたちむかえ、自分一人で」という反骨心のあるタイトルからして、彼らの作品の中では特に政治的でメッセージ性の強い作品。エフェクトはがっつりですが、割とキャッチーな曲も多いので、ある意味聴きやすいかも。

◾︎おすすめ曲は、 "Stop"、"In Like The Rose"、"Shade Of Blue"、"Rise and Fall"

www.youtube.com シングル曲"Stop"

 

 

Howl (2005) 個人的評価★★★★★

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アルバム1曲め、"Time won't save our souls" 「時間は、俺らの魂を癒しちゃくれない」って野太いコーラスから始まる激シブの3rd。彼らのキャリアの中でもルーツミュージックに振り切った異色作で、ボブ・ディランばりのギターとハーモニカの曲は、前作が好きな人は困惑必須。でも内省的でソウルフルなこのアルバムは、刺さる人にはめちゃくちゃ刺さると思います。トワイライト・ニュームーンのサントラ収録”Done All Wrong”が好きな人は、このアルバムから入ってもいいかも。

◾︎おすすめ "Shuffle Your Feet"、"Devil's Waiting"、”Ain't No Easy Way”、"Weight Of The World"、"The Line"

www.youtube.com "Shuffle Your Feet" しょっぱなから音出るので注意

 

 

 Baby 81 (2007) 個人的評価★★★☆☆

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初期メンバー体制で制作された最後のアルバム。今のところ出ているアルバムの中では、一番キャッチーでポップなアルバム。加えて音も比較的すっきりしているので、非常に聴きやすい作品ですが、1stアルバムのファンとかには少し物足りないかも。シングル曲"Berlin"はサビの繰り返しが若干単調ですが、かっこいいです。 

◾︎おすすめ "Took Out A Loan"、"Berlin"、"666 Conducer"、"American X"、

www.youtube.com "Belin"

 

 

 Beat The Devil's Tatoo (2010) 個人的評価★★★★☆

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新しく女性ドラマーを迎えて作られた5thアルバム。シングル曲の"Beat The Devil's Tatoo"は、最初のカントリーっぽい曲調から、どんどん重たくグルーヴィーになっていく、凄く彼ららしい曲。全体的に洗練されていて、まとまった印象の曲が多いですが、新メンバーの加入もあって、5作目ながら新鮮な勢いがあります。

なんかこの人らやたらデビル好きだなぁと思ってたら、アルバムタイトルは詩からの引用みたいです。

◾︎おすすめ "Beat The Devi's Tatoo"、"Conscience Killer"、"River Styx" 、"Aya"

www.youtube.com 思わず「あやちゃん…?」と反応したくなる"Aya"

 

 

 Specter At The Feast (2012) 個人的評価

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一聴した印象は地味ですが、良曲は多い6thアルバム。一発分かりやすいキラーチューンはないけど、作り込まれた曲が多い印象。メンバーの父親が亡くなった直後という時期が時期なだけに、地を這うようなハードな苦悩してる感じの曲と、追悼曲みたいな神神しい雰囲気の曲が混在しています。デビュー当時から、ときどきこんな感じの宗教色強い曲が入ってきますが、このへんはキリスト教文化圏に育っていない自分には本当には分かりません。

◾︎おすすめ "Fire Walker"、"Returning"、"Sell It"、"Lose Yourself"

www.youtube.com 今作は冒頭からじわじわスタート"Fire Walker"

 

 

最初に聴くなら

個人的に、ひとまず最初の3枚のアルバムの中2枚の曲をざっと聴いて、気に入れば後の作品を攻めるのがお勧めです。

勢いのあるロックが好きな人なら

→1st『B.R.M.C』と2ns『Take Them On, On Your Own』

ルーツミュージックぽいのも好きな人なら

→1st『B.R.M.C』と3rd『Howl』の組み合わせでそれぞれ聴くのがお勧めです。 

ちなみ、現在バンドはアメリカ国内をツアー中。(つくづく働き者…)近いところでは2010年サマソニ、2013年単独来日公演と、アルバムを出したらけっこう律儀に来日してくれる方なので、おそらく次のアルバムの際には、来日もあるんじゃないかなぁと思います。

 

 

 

 

 

 

ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ BRMC ノイジーだけじゃない、硬派なロックバンド

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左からロバート・レヴォン・ビーン(ベース、ヴォーカル)、リア・シャピロ(ドラム)、ピーター・ヘイズ(ギター、ボーカル)

Black Rebel Motorcycle Clubブラック・レベル・モーターサイクル・クラブって誰ぞや?

サンフランシスコ出身の3ピースバンド。2000年代初頭に、ホワイト・ストライプスストロークスリバティーンズが重要なアルバムを出して、もてはやされていたのと同時期にデビュー。当初は、そのロックンロール・リヴァイヴァルの流れの中で、”Whatever Happend to My Rock ’N Roll? (俺のロックンロールに何が起こったんだ?)” という象徴的な曲とともにメディアに取り上げられることも多々あった?ようなんですが、それから早15年、まーー注目されないされない。

www.youtube.com "Whatever Happened To My Rock N' Roll?"

上記のバンドのように一時代を代表するようなバンドではないし、バンドとしての引き出し少ないし、アルバム単位で全曲聴くのがきつい作品もあるのですが(←ひでえ)、硬派でかっこいいロックバンドだと思うので、以下、まとめます。

 

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デビューの頃の3人。マジおぼこい!一番左が初期ドラマーのニック。彼は4thアルバムを最後に脱退。

基本的には、デビュー当時から一貫してThe Jesus and Mary Chainみたいな、音の歪んだギターの印象が強いロックバンド。一方で、ブルースやカントリーを感じさせる土臭いグルーヴも根っこにあるというのが、大きな魅力です。 

 

まずはシングルを中心に5曲

以下有名どころを中心に5曲。

 

www.youtube.com

"Spread Your Love"

デビューアルバムからの代表曲。イントロがカッコいい。”Whatever~”と並ぶライブの十八番。

  

www.youtube.com

"In Like The Rose" 

2ndアルバムから。シングルではないけど、メロディーがキャッチーで中毒性あり。

 

www.youtube.com

"Ain’t No Easy Way "

ファンの度肝を抜いた3rdアルバムの第一シングル。ギュルンギュルン鳴るギターにハーモニカ、そしてえろいビデオ。

 

www.youtube.com

"Weight Of The World" 

3rdアルバムを代表する名曲。デビュー曲の"Love Burns"に通じる、メロディーが染みる曲です。

 

www.youtube.com

"Conscience Killer"   

5th アルバムからのシングル。冒頭から疾走感があって、わかりやすくかっこいい。新しく加入した女性ドラマーのバックコーラスも良い!

 

番外編 

www.youtube.com

"Mercy"

アルバム未収録ですが、ライブでもほぼやる人気曲。このちょっと哀愁漂う切ない感じは、日本人の琴線に触れると思う。

 

現在も活動中

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基本的に黒の服しか着ない人々…楽そう。

 

現在に至るまで、大体2〜3年のスパンで、定期的にアルバムを作り続けています。働きもん!ただ一昨年ドラマーのリアが脳の手術を受けたとかで、最新アルバムは少し間があきそう。

新しい音を取り入れて変化していくというより、愚直に自分たちの本分の音楽を作っていくタイプのバンドです。デヴィット・ボウイのように常に進化し続けます的な、挑発的なミュージシャンもかっこいいですが、こういう頑なに自分たちの音楽をやってるバンドとか見るとほっとします。フーファイのデイヴ・グロールは、上の男衆二人とコラボした時に、あまりに喋らなさすぎてびっくりしたらしい。笑(フーファイのレコーディングとか、すごい賑やかそうですもんね…)

バンドとして先鋭的・スタイリッシュなイメージもなく、あまり話題にもなりませんが、でも例え売れなくなっても、ずっと音楽作っていくだろうなぁ、と妙な信頼感の持てるバンド。

 

長くなったので、アルバム別の紹介は次に分けます。

 

 

 

 

『ノーカントリー(原題No Country For Old Men)』感想ーアメリカの荒涼とした大地とおかっぱ

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アカデミー賞の主要部門をかっさらい、実質その年を代表する映画だったノーカントリー。しかし間違っても「評価高いらしいよ!」と友達と気軽に見る映画ではない。(鑑賞後ウンウン議論したいなら別)実際、私の周りでも、「なんでそんな評価されてるのか分からん」の声の方が多かった。整理する意味でも、以下に感想と解釈をまとめます。ネタバレします。

映画は、麻薬取引の絡んだ金をなりゆきで手にいれたルウェイン(ジョシュ・ブローリン)、彼を追うおっかねえ殺し屋シガー(ハビエル・バルデム)と麻薬組織の面々、そして両者を追いながらもルウェインを守ろうとするベル保安官(トミー・リー・ジョーンズ)を中心に進みます。

”No Country For Old Man”という原題が示す通り、老いたベル保安官が事件の顛末を見届け、自らの力が全く及ばなかったという苦い思いと共に辞職する所で、映画は終わります。彼が映画のナレーターで、主人公でもあります。

 

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シガーこと、ハビエル・ザ・おかっぱ。アカデミー賞ゲットしたで


ベル保安官は、なんで最後辞職するのか?

映画の主要なキャラクターたちは、大きく3つに分けられます。

◾︎古き良き、たくましいアメリカ人の精神を体現する人々…ルウェイン、ベル保安官
◾︎麻薬取引に代表される、組織犯罪のプレーヤー…メキシコ人、もう一人の殺し屋、それを雇う幹部達
◾︎意味不明の黒づくめの男…シガー 

ぱっと見、ベル保安官は、麻薬取引などの複雑化・凶悪化する犯罪に「もう年寄りの出番ちゃうわ」と諦めを持って退く男に見えますが、そーではない。それ以上に、彼はシガーという男が象徴するものに敗れて去っていきます。
このシガーという男がもたらす厄災、ってのは、別に時代とか関係なく、もっと昔からあった、根源的な脅威、という感じがします。だからシガーの前では、善きアメリカ人だろうが、麻薬組織の犯罪者、別の殺し屋だろうが、「マジわけわからん」まま、なすすべなく死んでいきます。
麻薬組織だって、彼らなりの利害やルールにのっとってビジネスしてる”悪”なわけです。でもシガーにはルール、規範、みたいなものは一切ない。「決めるのはあなたよ」という、自身の決断によって、物事を行う(アメリカ人がすごく重視する価値観でもある)ということも全く解さず、人々を破滅させていきます。

シガーの体現する”悪は”とにかく不条理に死をもたらす、化物みたいなものです。ベル保安官の年老いた叔父がいう、“This country is hard on people.(この国は人に対して残酷だ)” というのは、決して最近の犯罪だけを指しているのではなく、その、昔からアメリカの大地にある残酷さ、不条理な死、というものを示しているのだと思います。

 

ベル保安官の最後の夢

恐怖に対峙し、魂を危険にさらした上で、完全に敗れたベル保安官。まさに祖父も言っていた「やってくるものは、止められない」ことを悟り、辞職します。諦念の中で隠居生活を送るベル。父と祖父から受け継いだものを守ってきたが、自分もやっぱり彼らと同じように敗れた。でも、彼らはこの道の先で待っていてくれる、という趣旨の夢をポツリと語るところで、映画が終わります。

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こういう、誰も助けてくれない、苛酷で荒涼した大地、というのがアメリカ人の心の原風景なんでしょうかね。

 

ファーゴと比べて

ノーカントリー」は、同じように「過大評価」と言われがちなコーエン監督の「ファーゴ」と、どちらのもアメリカという土地の暗部や、気の滅入る犯罪を描いているという所でよく似てます。ただ個人的に「ファーゴ」はいただけなかった。極めてよくできた映画ではあるのだろうけど、次々ぶっ込まれるブラックユーモアがもはや笑えなくて、ただ救いようのなさ、後味の悪さがこたえました。その点、ノーカントリーは全体的に抑制が効いていて見やすいし、緊迫した逃亡劇もスリラーとして楽しめます。出てくる風景もこっちのが美しいし。救いのなさは一緒だけど。善人だからって助からないYO!

完全に余談。ルウェインの妻役で、ケリー・マクドナルドが出てて個人的には嬉しかったけど、アメリカ南部のおじょーさん役似合わなさすぎてびっくり。そういう意図なのか?終盤のシガーとのシーンが良かったですね。



『17歳の肖像(原題An Education)』感想ー60s 英国女子の通過儀礼

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1961年のイギリスが舞台。芸術やジャズ、パリに憧れる早熟な女子高生ジェニー(キャリー・マリガン)が、年上の男性デイヴィット(ピーター・サースガード)に連れられて、退屈な学校生活からは考えられないような華やかな社交界へ足を踏み入れる。デイヴィットやその友人たちとコンサートや上品なレストランに通い、果てはパリにまで行った主人公は、次第に学校の勉強に対し意味を見出せなくなっていく…というストーリー。

 

↓以下ネタバレ↓

ちょっと昔の映画で、地味だけど良作。大筋としては、主人公が恋愛で痛い目に遭いながらも大切なことを学ぶ、というまっとうな通過儀礼話になっていて、安心して観れます。

女性視点の戦後のイギリス社会が垣間見れて面白い。大学を卒業したところで、主婦やしがない教師になるしか道がない。周りの女性を見ても、希望なんて持てない。じゃぁ、なんのために学ぶのか?そんなにしんどい思いして勉強して就職しなくたって、玉の輿乗る方が良いじゃねえかどうなのよ!と迫るジェニーに対して「でもほら、教職以外にも公務員とかあるし…」と歯切れの悪い校長先生の言葉が残念至極。

程度の差はあれど、先が見えない、閉塞感のある社会での教育、という意味では普遍的なテーマかもしれません。戦後60年代、ビートルズが出てくる前のイギリスってほんっとうにシケてたんだな!!!ってのがよく分かります。この頃ってもろにアラン・シリトーが「土曜の夜と日曜の朝」とか描いてた時期でもありますね。

校長先生からは求める答えを得られなかった主人公ですが、最後それを、身近な女教師から見てとります。ひどくつまらなく見えた彼女も、自分の足で立って、自分の好きなものに囲まれ、立派に一人で生きている。若いうちにその責任と自由を他の誰かに託してはいけない、ということを実感として学んだ、というのが原題にもある「An Education」なんでしょう。

 

あと、この映画なんと言ってもキャストが良いです。

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筆頭キャリーマリガンは校長先生演じるエマ・トンプソンとの応酬のシーンでも、引けを取らない存在感。だんだん洗練されていく服装も凄く似合ってて可愛い。

 

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(左)デイヴィッド役のピーター・サースガードのにやけ顔は見るからに胡散臭いんだけど、高校生とかはこういう「大人」にコロリといくよね!っていう見掛け倒しの知性とか、紳士っぷりがイイですね。最後は不倫男テンプレ通りの退場で、ごっつあんです。 

(真中)しばらく”「ゴーンガール」の怖い人”として記憶されそうなロザムンド・パイク。教養はない、でも自分がどう立ち振る舞えば安全なのかということを理解している、憎めない女の役は説得力ありました。

(右)登場時間少ないけど、個人的にとても印象強かったサリー・ホーキンス。主人公と会った時の「嘘でしょう。あなた、子供じゃない」ってセリフが刺さります。

あと、女教師とか、主人公のお父ちゃんとかも凄くいい味出していました。

 

ある意味、分かりやすいストーリーで先が読めちゃう感もありますが、ファッションや文化的な描写と、俳優陣が良いので、今見ても楽しめる映画だと思います。

 

 

 

 

 

今年の2大ロックフェスに対する、個人的な感想

フジロックサマーソニックも、ラインアップが発表されていますが、うーん、いまいち、燃えない。 フジもサマソニも、今のところ目玉は安定感のある大物(古?てのも混じりつつ)で固めて、その他としては、

フジ→相変わらずの激シブメンツ 

サマソニR&BやPOP勢の面白い(時にズレてる)メンツ 

で強化してる、という感じでしょうか。 

 

私は、アーティスト関係なく毎年フェス行くほどのフェスファンではありません。その年行くかどうかの基準は、

①単独ライブに行くほどじゃないけど、今聴きたい、比較的新しい旬アーティスト

②単独でも行くくらい好きなアーティスト

③1万円する単独公演には早々行けないが、そこそこ聴きたい有名アーティスト

が、バランスよく組み合わさってるかという感じです。邦楽は見るチャンスが多いので、洋楽重視。①と②がやっぱり重要で、③ばっかりだと、正直う~んとなってしまいます。

  

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で、今年のラインナップだけれど

個人的に③ばっっかっ!です。新作出すタイミングに合わせてるのは分かるけど、レッチリシガーロスとか好きだけど、また!?感が拭えない。ウィーザーとかアンダーワールドに至っては、ここ最近アルバムの印象よりも「(日本の)フェスでよう名前見るなぁ」てイメージのが強いです。あと相変わらずレディへの万能感は凄いですが、毎度毎度、トムヨークに頼り過ぎじゃね?

それに対するフジの対抗馬が、レッチリとベックっていうのも、なーんか10年、15年前と変わってないのでは、と少し寂しい気もします。

 

やっぱりどうしても、①の旬アーティスト層の物足りなさを感じてしまう。最近よく名前を聞くけど、まだ日本で本格的にブレイクしてないアーティスト、Florence+ The Machineとか、Alabama Shakes、Tame Impala、Grimes、 R&B系ならThe Weeknd、Drakeとか、そのへんがフェスで来たら、めっちゃ見たいですけどね。そういう意味では今回、The 1975 、Courtney Barnett 、Elle Kingあたりはきいてみたい。

 

もちろん「旬」とかを度外視すれば、フジ、サマソニ共に見たいアーティストはいます。でも、今まさに評判になっているアーティストが、フェスの方では完全不在っていうのは寂しい気もする。フジに特に顕著だけど、フェスのお祭り感が好きというか、雰囲気を味わいに来てる人が多いのであって、旬なアーティストとかよりも、みんなが知ってるアーティストで大合唱して一体感を感じたい!って需要のが大きいのかな。

 

これだと、フジ 1回行くよりも、破壊的コスパのHOSTESS CLUB WEEKENDERに4回でも5回でも行く方がいいなァ…というのが正直な感想です。

もうアーティストほとんど残っていなさそうだけど、今後の発表に、期待。